Asako Fujikura Kyoto

©Asako Fujikura

藤倉麻子 個展「水のフォール / フィル」
Asako Fujikura Solo Show: Water Falls/Fills
会期:2026年2月6日(金)ー2月23日(月・祝)13:00-19:00
※会期中の金・土・日・祝のみ公開、無料
会場:anonymous studio KYOTO(京都府京都市東山区五条橋東5丁目465)

藤倉麻子は、都市と郊外を横断するインフラや、風景の奥行きをテーマに、主に3DCGアニメーションを用いた作品を制作しています。近年は、都市における物流のダイナミズムや庭園のあり方に着目し、新たな空間表現を探求してきました。
 2025年12月から2026年3月にかけて、藤倉は京都を拠点に活動し、これまでにも関心を深めてきた都市の水インフラと、庭園などに注がれる水に着目したリサーチを行っています。京都市の水道水は約99%が琵琶湖疏水を通じて供給されており、明治期に都市再生を願って整えられたインフラが、現在も京都市街の生活に使われ、さらに歴史的な庭園の景観にも影響しています。
 本展では、京都の水インフラの循環構造に着想を得た新作、藤倉がリサーチ時に撮りためてきた、風景と自身との距離感を測るようなフィルム写真、一連の作品で扱ってきたコンピュータ・グラフィクス上での人工的な水の表現の再編集を通して、歴史都市の内部に流れ込む水の運動に意識を向けます。そして、自然と共存する制度的・人工的な構造と、感覚的・個人的な視点とが交差する地点から、都市における風景の時空間を超える生成プロセスをあらためて問い直します。
助成:令和7年度 Arts Aid KYOTO(京都市 連携・協働型文化芸術支援制度)
協力:一般社団法人HAPS、BnA Alter Museum、山中suplex、若林亮ほか
キュレーター:慶野結香

プロフィール
藤倉麻子 Asako Fujikura (Asa Fuji) 1992年埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院・映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。近年の主な展覧会に、「第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館『中立点|In-Between』」ヴェネチア・ビエンナーレ日本館(2025年)、「積層する時間:この世界を描くこと」金沢21世紀美術館(2025年)、「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」森美術館(2025年)など。

関連イベント
トーク「新しい部屋と、新しいアプローチ」
BnA Alter Museumでの、藤倉麻子による新規アートルームの公開に合わせ、アートルームの制作についてや、京都でのリサーチを通して考えたこと、今後の制作やプロジェクトへの影響についてお話しします。
2月20日(金)21:00-22:00 ※予約不要、要ドリンクオーダー
会場:BnA Alter Museum 2F
登壇:藤倉麻子、慶野結香

ゲストトーク「京都の水がつくる風景:インフラと表現のこれまでとこれから」 小野芳朗氏(京都工芸繊維大学 名誉教授、水環境学・都市史)をゲストに迎え、京都での藤倉のリサーチを振り返りながら、土木・衛生工学から環境史へと発展してきた琵琶湖疏水の都市水脈の研究を通して、京都の都市と風景について考えます。
2月22日(日)13:00-14:30 ※要予約、無料|定員10名、先着順
会場:anonymous studio KYOTO
登壇:小野芳朗、藤倉麻子 司会:慶野結香

会場
anonymous studio KYOTO
〒605-0846
京都府京都市東山区五条橋東5丁目465
京阪電車「清水五条」駅 4番出口 徒歩7分、JR「京都」駅 タクシー10分、バス20分(市営206(東山通り・北大路バスターミナル行)「五条坂」下車 徒歩3分)
※本展覧会は、会期中の金・土・日・祝(13:00-19:00)のみ公開です。公開日:2月6日(金)、7日(土)、8日(日)、11日(水・祝)、13日(金)、14日(土)、15日(日)、20日(金)、21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)。その他の日をご希望の場合は、事前にご相談ください。 メールアドレス:studiokyoto@anonymous-collection.jp

藤倉麻子が参加する同時開催企画
「中立点|In-Between―第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示帰国展」
2026年1月24日(土)ー3月1日(日)10:00-18:00(展覧会入場は17:30まで)
会場:京都市京セラ美術館 桜水館 ※入場自由、無料
休館日:月曜日、ただし2月23日(月・祝)は開館
展覧会「客室のエコトーン」
参加作家:藤倉麻子、Mon Koutaro Ooyama、MuSuHi(三嶋章義+高岡春満)、AOKI takamasa
2026年2月14日(土)ー6月14日(日)
会場:BnA Alter Museum 1/2F ※入場無料
会期中無休