道又蒼彩さんの作品を展示します。
第三回anonymous collection 優秀賞受賞作家
2023.12.3 – 2024.1.8. Exhibition of Aoi Michimata.
表参道駅・表参道交差点の近くのアート展示ビル
！建物内部には入れないため、歩道からご観覧ください！
展示作品
「カフカの階段」シリーズ
１階 《idleness》
２階 《duration》
解説
1階
《idleness》
生まれた境遇や、乗り越える事のできない挫折や失敗で階段を降りてしまう時がある。
もう一度登ろうと振り返った時、緩やかに降りたはずの階段は高くそびえ立つ壁のようで、自力で上がることは難しい。
反対に下る階段は緩やかで楽なものに見える。
常に誰かと一緒でぬくもりを感じるが、歩まず、同じところにとどまり続けているため自分と同じ階層しか見えていない。
2階
《duration》
社会が示すラベリング、今いる位置より、もっと高みを目指しなさいと言われているような社会からのプレッシャーの階段。
上を目指して歩むことが当たり前となり、上がれば上がるほどもっと上へと欲も出て、それはやがて不安となり、振り返る事も手を取り合って歩むことも忘れてしまう。
一律に登り続けることができないと下に落とされてしまう。
————————
“anonymous bldg.” 旧:青山フェイスビル
港区南青山５丁目１−２５
夜間もライトアップされ鑑賞できます。
（観覧無料・撮影OK・建物の中には入れません）
5-1-25, Minami-aoyama, Minaoku, Tokyo
————————
aapj
